老人性色素班によるしみやくすみ
しみやくすみの正体が、老人性色素班である場合があります。
老人性という名称がついていますが、30代の人や早い人では20代後半からできるしみやくすみなのです。
40歳代では6割の人にあり、大きなものでは数pにもなる場合があるそうです。
長年の蓄積による紫外線の影響が、老人性色素班の原因だそうです。
いわば5年〜20年前からの紫外線の影響で細胞の核が弱まり、メラニン色素を過剰に生成することが常態化しているのです。
加齢そのものが直接的な要因とは言えないといいます。
強い紫外線の下で日常の作業やスポーツを若い頃からしていた人や、色白の肌をしていた元々紫外線に弱い人にできるといいます。
手の甲や肩など、紫外線を浴びる機会が多い場所にしみやくすみができますので、顔だけではありません。
実際の年齢より顔や身体にしみやくすみが増えると老けて見えますので、対策を何かしらしておいたほうが良いでしょう。
一旦濃くなった老人性色素班の完全な除去は困難ですが、できるだけ紫外線を浴びないことが予防になります。
皮膚科や美容外科ではケミカルピーリングやレーザー照射による施術が可能ですが、肌質によっては痕が残ってしまうことがあり、事前にカウンセリングを受けることをおすすめします。
心がけを毎日することによってしみやくすみのない状態を保つことがつながっていくのが、将来の美白なのです。